夫に憑いていた

どうせなら

 

スピリチュアルな話を

 

もう一つ

 

 

 

夫と付き合ってすぐに

 

同棲が始まりました

 

住んで何日か過ぎてから

 

私の背後にいつも

 

おばさんが立っていることに

 

気がつきました

 

リビングのガラス窓

 

マンションのエントランスのガラス窓

 

外でふと自分が写る黒い壁とか

 

あと会社のパソコン

 

鏡だといませんでした

 

中肉中背の50代〜60代くらい

 

誰かのお母さんみたいな風貌の

 

その人は

 

私の真後ろではなく

 

1mくらい左後ろに

 

いつも立っていました

 

義母?

 

と思った私は夫に写真を見せてもらいましたが

 

義母ではありませんでした

 

 

私の知ってる人ではなくて

 

この人は夫の知り合いだ…

 

なんとなくですが

 

そう思いました

 

まさか…殺人犯とか?……

 

私も殺される…?

 

と付き合いたての夫に対し

 

めっちゃドラマ仕立ての妄想が膨らみ

 

カマをかけてみたり

 

天井裏を覗いてみたりしましたが

 

なにも見つからず

 

2週間くらいで

 

おばちゃんは消えたので

 

気にしないことにしました

 

 

おばちゃんがいなくなって

 

数日後

 

私は夫と仕事帰りにお酒を飲みに行きました

 

その時、私は夫の以前の離婚について

 

聞いてみることにしました

 

相変わらず

 

あまり教えてはくれなくて

 

離婚に至った原因がイマイチ分かりません

 

分かったのは

 

前の奥さんがとてもヒステリックだった

 

ということだけでした

 

そして子供からは一切の連絡もなく

 

養育費を払い続けていることだけ

 

再婚しているなら

 

払った養育費も戻してもらえるんだけどね

 

と怒った顔でいっていましたが

 

ならどうして確かめないのだろう?

 

と疑問に思いました

 

離婚の話は何度聞いても

 

濁されてしまい

 

私も離婚した身であり

 

離婚の原因は、恋愛と違い

 

複雑なのは分かります

 

こんな事があったから別れた

 

なんて簡単なはずがありません

 

こんな事があって

 

あんな事もあった

 

こんな話し合いをしたけど

 

こうなってしまい

 

親も交えてこんがらがり

 

離婚を選ぶ形になった

 

とか長い話になるわけですから

 

人に話すのが嫌なのは当然

 

と深入りはしませんでした

 

 

帰り道

 

二人で歩いていると

 

夫がふと言いました

 

「俺さ、前の奥さんのお母さんに

ガラスの灰皿投げつけられたんだよね

俺、あの人だけは絶対に許さない」

 

そう言いました

 

「ガラスの灰皿投げつけられるって…

何したの?」

 

「知らない、なんか急に怒って投げつけられた」

 

「怒った理由があるでしょ」

 

「ない、急に」

 

「話してたことで怒らせたとかさー

あるじゃん」

 

「本当にないよ、急に」

 

「………?」

 

「急に、怒り出して灰皿投げてきた」

 

んな事あるかぁ???

 

と思いましたが

 

怒りに満ち溢れた夫の表情をみて

 

突っ込むのはやめにしました

 

 

はい、これ今ならわかりますよー

 

アスペルガーですからね

 

記憶を都合の良いように作り替えてます

 

前の奥さんのお母さんは

 

なにか原因があって怒っていた

 

それを夫へ伝えたら

 

信じられないような返答だったのでしょう

 

ガラスの灰皿を投げられるだけの事を

 

言ったか、態度で示したか

 

人の気持ちがわからない夫からすれば

 

突然ガラスの灰皿投げてきた鬼ババア

 

みたいな記憶になったわけです

 

前の奥さんのお父さんは亡くなり

 

夫は前の奥さんのお母さんと

 

同居を始めたそうですが

 

寸分の狂いもなくミソジニー家庭で育ち

 

ミソジニーな友人に囲まれて

 

立派なミソジニーに成長した夫にとって

 

父親のいなくなった前嫁の実家は

 

俺様のモノです

 

そして怒りに満ち溢れた夫の顔を見たとき

 

あの背後にいた

 

おばちゃんが

 

前の奥さんのお母さんだ…

 

と気がつきました

 

何故かそう思いました

 

そのおばちゃん

 

私が妊娠して

 

産まれる少し前

 

娘が産まれてすぐの頃

 

と、合計三回も

 

私の背後に現れます

 

夫は前の奥さんの写真を

 

一枚も残していません

 

子供の写真も

 

上の子の写真たった二枚だけです

 

実家にはある

 

と言っていたのですが

 

結局見せてはもらえませんし 

 

夫の実家では勿論禁句です

 

離婚したのは

 

夫が30歳のときと聞いています

 

私と出会い付き合い始めたとき

 

夫は42歳

 

後厄と言っていた気がします

 

そんなに月日が経っていたら

 

もう忘れたいものなのかも

 

と思いました

 

それから詳しく聞こうとしても

 

思い出すと辛いからと

 

言われるので

 

突っ込んでは聞かなかったのですが

 

結婚のご挨拶に

 

夫の実家へ連れて行かれた時

 

結婚しますと夫から話をしたときの

 

お姑さんの顔を私は忘れません

 

顔が物語っていました

 

「また離婚するんかい」

 

確実にあの顔はそう言っていました

 

今だから、その表情の意味が分かりますが

 

当時は結婚反対だったのかと捉えていました

 

人の心が分からない夫は

 

人の心を持ち合わせてない

 

 

発達障害のみなさん

夫に人の心がないのは

発達障害が原因ではありません

実際にカウンセリングをさせていただいた

カサンドラのほとんどの方が

DVを受けていません

 

 

悪気があろうとなかろうと

 

傷つけられた人は

 

心が見えないから仕方ないよねーとは

 

なりません

 

鬼もそうですよね

 

悪気があって

 

人を喰ってるわけじゃない

 

でも喰われた方は

 

喰われた家族はずっと

 

恨み続けるんです

 

それが癒えることなんてありません

 

 

 

夫と私とでは価値基準が違う

 

私は如何なる理由があろうとも

 

夫のようにはならない

 

私は私の責務を全うする‼️

 

 

安心してください

 

前の奥さんのお母さん

 

離婚の時のやり取り

 

私はコッソリ拝見しました

 

夫一家へどれほどの恨みを抱えたか

 

聞かなくともお察ししています

 

娘の為に私は離婚しない

 

と決めたその日から

 

私は固く心に誓いました

 

どんなに幸せな時を過ごしていても

 

夫の言うこと全て信用できない

 

私は信用しない

 

信用しない信用しない

 

そもそも夫は大嫌いだ

 

なーんてね٩( ᐛ )و