夫のキャパは狭く
瞬間湯沸かし器のように
すぐに怒りが沸点へ達します。
些細な事でこれまでも
大喧嘩に発展してきました。
こんな事で怒られてたら
私は何も言えない
といつも想っていました。
モラハラやDV男、亭主関白
どれも当てはまらず
似てるようで似てない。
夫からある日
「実は昔からアスペルガーではないかと
思っている」
と打ち明けられ
私はアスペルガーの本を読み漁りました。
そこにはまるで夫と同一人物が
書かれているようで
衝撃でした。
夫の訳の分からない怒り方
私の気持ちを無視した扱い
酷い言葉の暴力
発言が変わる
記憶が違う
記憶が違い、発言も変わるから
話し合いは進みません。
どんなに分かり合おうと
言葉を変え、態度を変え
話し合いに挑んでも
夫はすぐに怒りました。
もう何に怒っているのか想像もできなかった。
脳の動き方が違うだけと理解してからは
夫に傷つけられることは減りました。
それでもまだ傷つくことはありますが
夫の愛情を信じていられます。
夫とは最近
結婚して大変だった頃の話をしました。
当時を振り返り夫は
「甘えてしまうんだよ」
と言います。
そしてアスペルガーであることを
受け止め、前向きに捉えられるようになり
生きやすくなったようです。
とても生き生きしています。
そして私を理解できたことを
嬉しく思っているようで
私の操縦も上手になりました。
娘は夫婦喧嘩がトラウマになってしまい
夫と私が話していると
例え楽しい話でも、熱くなると
「喧嘩してるの？」
と不安になります。
夫はとても反省していて
これからは改善しようと
努力しているのが良く伝わります。
どんな家でも、こうやって家族になっていく 事に変わりはない。
完璧な家族はいない。
何度でもやり直せる。
離婚しなくて良かったと
本当に日々思います。
